チッコリーニ

正確性より個性が芸術byチッコリーニ

べっちさんから11月29日の読売新聞をいただきました。
ので、1ヶ月遅れの・・・抜粋掲載です。


戦後半世紀の演奏スタイルの変化について・・・
「プロの演奏がスタンダード(模範的)になった」
「模範というのはほんらい、教師が生徒に示す手本に過ぎず、音楽家は自らの個性によって音楽を肉付けするもの。
ところが今は皆、正確さが第一とばかりに同じような演奏をする。これは芸術とは呼べません」

・・・
「私がロン=ティボーで優勝した頃、『国際』と銘打ったコンクールは世界で四つしかなかった。
ところが現在は同じ顔ぶれの審査員が並ぶコンクールが何百とある。これでは個性的な演奏が出てくる余地はない」

コンクールの審査もピアノ教師だけではなく、批評家や音楽マネージャーなおが加わるよう提案する。
「そうすれば、テクニック偏重の減点方式による審査は少なくなるでしょう」

正確さから個性重視へと
「いずれ振り子は逆に振れると思う」
「面白いと思ったら少々の傷には目をつぶって受け入れてみる。そんな聴き手が増えることを期待しています」



かつて、アリシア・デ・ラローチャもコンクールの審査をすることについて、厳しいコメントを
していました。
チッコリーニしかり、もう、生活のために音楽をするという時期を完全に卒業した人たちの
言葉は重みがあります。

だから、初めて聴いたとき「ムギャー」(ひさびさ、のだめ。1月に14巻発売♪)だったラン・ランくんも、最近聴いた人によると、いい感じに変わってきているとのこと、とはいっても、あの私服のセンスはいただけないけど、そのうち行ってみましょう。

アルド・チッコリーニ<日経インタビュー記事>

11/19付けの日経朝刊33ページ「アート探求」の”語る”は
チッコリーニ氏のインタビュー記事でした。
内容を簡単にまとめます・・・

タイトルは「演奏に回帰した音の求道者」

・(弦楽器や声楽家と比較して)「ピアニスト」が一生をかけて究めるべき命題
・現代のコンクール乱立、そして現役の演奏家が審査員を務めることによって、彼ら自身の演奏に及んでいると思われる弊害
・青春を楽しめなかった悔い、戦争反対、平和への願い、それが自身の演奏に反映し続けてきたこと。演奏は人間の気品の象徴。
・戦後の混乱期に、ピアノ・バーで生計を立てたこと。誰も聴いてくれない過酷な場だったが、
最高の学校だったこと。今の若い人も、そうした経験を積んだほうがいいと思う瞬間があること。

演奏の時は、もちろんこうした言葉はないけれど、音楽で全て伝わってきているような気がします。


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にわかに年末進行の波が押し寄せてきて、ばたついてます。
というわけで、昨日は重なっていた演奏会のあれこれどころではなくお休み!
しばらく忙しいかもしれません。

「宮川彬良&アンサンブル・ベガ」ベガホール定期公演、行きました。

11/19の日経朝刊は必見!

あす、11/19付けの日本経済新聞朝刊に、チッコリーニ氏のインタビューが掲載される予定です。
文化部編集委員、池田卓夫氏によるインタビューです。
必見です!
私は買いに走ります。

※昨日の下野さんのブルックナー、客席もステージも下野さんへの暖かい拍手に包まれていました。詳しい感想を書く余裕がちょっとなく、とりあえず。

「チッコリーニ」カテゴリ追加

来日ツアーが終わって「今さら・・・」ではありますが、カテゴリに「チッコリーニ」を追加しました。
過去の関連記事もカテゴリ変更しましたので、左サイドのカテゴリから「チッコリーニ」を選択すると、まとめてご覧いただけます。

東京文化の感想またまた&レコード芸術

チッコリーニ氏(東京文化)のご感想を
「稽古場のピアノ~バレエピアニストの世界~」の礒山久理さんが書いていらっしゃいます。
こちら

休憩時に久しぶりにお会いできて嬉しかったです!


メモ「レコード芸術」11月号に2003年のライブ録音CDが「特選」として紹介されています。
(p.134「新譜月評 器楽曲」の冒頭ページ)
濱田滋郎、那須田務の二氏による、推薦文。
ぜひご一読ください。

普段は買わない「レコ芸」、今月号は買いました汗


音符ウララさんのソロデビューCDも141ページに取り上げられています。
とっても高い評価ですよ~>ウララさん<ご覧になっていないと思いますが。
こちらも、つつつとページをめくって是非ご覧ください。
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